厄年は災難に遭遇する恐れが多いとされる年齢のことです。
厄年は、男性では数え年(※)で二十五歳と四十二歳。女性では十九歳と三十三歳といわれ、特に男性の四十二歳は「死に」、女性の三十三歳は「散々」などと呼ばれ、「大厄」といわれます。
※数え年・・・生まれた年を1歳と考え、新年(1月1日)を迎えるごとに年を取る考え方です。
厄年は、社会的な変化に基づいて、先人たちが伝えてきた慣習だと言えます。
実際に男性の厄年である二十五歳は社会に出て最初の試練にさらされる頃であり、四十二歳は働き盛りで知らず知らずの内に無理を重ねる年頃です。
厄年には「厄祓い」を行い、神様のお力で厄を落とし、心身ともに清々しく、新しい年をお過ごしください。